◆まちの記憶◆  

 

 

走水小学校の歴史を留める

 

 「日本一海に近い学校」横須賀市立走水小学校が、小規模化を解消するため2025年(令和7)年4月1日に馬堀小と統合し、校名も馬堀小となります。1873年(明治6年)走水学舎として誕生、1876年(明治9年)に走水神社境内に校舎を新築、校名を走水小学校に。現在地に新築移転したのは1930年(昭和5年)、当時の地名は浦賀町走水同心町でした。児童数は1980年(昭和55年)には400名、12学級となりましたが、現在は48名、市内で最も少ない人数です。「八咫鏡・立ち上がる波・走の文字と水を表す3本の線の校章」と「強く正しく楽しく」の校訓で地域の中心でもありました。 

 

 

  

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プロフィール

横須賀建築探偵団 

 

◇団  長:富澤 喜美枝

 

◇設  立:1992年(平成4年)5月24日

 

◇目  的:建物から地域の歴史を学ぶ

 

◇活動内容:横須賀市内にある主に戦前の建物を調査し、記録しています。また、他都市

      の歴史的遺産の生かされ方なども見学し、横須賀のまちづくりに役立てたい

      と考えています。呉、佐世保など旧軍港市を訪ね、建物がまちづくりにどう

      生かされているかなどを見学しています。これまでの集大成として「建物で

      読む横須賀」を2008年(平成20年)に出版しました。1931年(昭和6年)

      建築の上町教会の建物の保存・活用のお手伝いもしています。
 


「建物で読む横須賀」
「建物で読む横須賀」