◆まちの記憶◆  

 

 

 

横須賀美術館を楽しむ

 

 横須賀市市制100周年を記念して横須賀美術館は2007年(平成19年)に開館しました。2024年(令和6年)建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を受賞した山本理顕氏設計で同氏の代表作の一つと言われます。地上2階地下2階、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、外側はガラス面で覆われ、美術館として懸念される潮風を風景に取り込み、要塞地帯として生き残った観音崎の自然と地形、日本初の灯台など地域の物語に静かに溶け込む建物です。屋上庭園から行き交う船と東京湾をのぞみ、螺旋階段から建物の構造を見ながら図書室へ。ワークショップ、レストランなど滞在型美術館としてのコンセプトが楽しめます。

 

 

 

 

 

  

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プロフィール

横須賀建築探偵団 

 

◇団  長:富澤 喜美枝

 

◇設  立:1992年(平成4年)5月24日

 

◇目  的:建物から地域の歴史を学ぶ

 

◇活動内容:横須賀市内にある主に戦前の建物を調査し、記録しています。また、他都市

      の歴史的遺産の生かされ方なども見学し、横須賀のまちづくりに役立てたい

      と考えています。呉、佐世保など旧軍港市を訪ね、建物がまちづくりにどう

      生かされているかなどを見学しています。これまでの集大成として「建物で

      読む横須賀」を2008年(平成20年)に出版しました。1931年(昭和6年)

      建築の上町教会の建物の保存・活用のお手伝いもしています。
 


「建物で読む横須賀」
「建物で読む横須賀」